「もうやめようかな」
ブログを書きながら、そんな風に思う日が何度あったか分かりません。
ネタを考え、構成を練って、何時間もかけて書いた記事。
でも反応はゼロ。PVも増えない。
「やっても意味ないじゃん…」と、心がぽきっと折れそうになったとき、
ふと手に取ったのが、ジェームズ・クリアーの『複利で伸びる1つの習慣』でした。
「最後の一打」じゃなくて「それまでの積み重ね」だった
この一節が、心に深く残っています。
「岩を割ったのは最後の一打ではない。それまでの全ての殴打である。」
──それを読んだ瞬間、私は泣きそうになりました。
変わらないように見える日々も、無意味じゃなかった。
きっと、目に見えない場所で変化は起きていて、
それがある日、ガラリと表に出てくるんだ──そう思えたんです。
質を求めるより、まずは“量”でいい
この本では「量のグループ」と「質のグループ」を比べる実験が紹介されています。
意外なことに、より質の高いアウトプットを出したのは「量」のグループでした。
つまり「完璧な1つ」より、「未完成な100個」のほうが、実はすごい。
これを読んでから、「とりあえず公開してみよう」って思えるようになったんです。
気が散る私に響いた「引き算による足し算」
認知的負荷を減らすための「引き算」が、実は一番の「近道」だったんです。
今、断捨離をしながらこの言葉を噛み締めています。
そして最後に刺さったのがこれ。
「無駄なものを減らすことで、力を発揮しやすくなる」
「環境の“認知的負荷”を軽くすることが、継続のカギ」
私、めちゃくちゃ気が散るタイプで……
ブログ書こうと思っても、スマホ見ちゃったり、別の家事始めちゃったり。
それで今、思い切って引っ越しを機に断捨離をしているところなんです。
でも、これがまぁ大変で。
ゴミ分別とか、思い出の品の整理って、想像以上にメンタルやられるんですよね。
でも、それをやる価値はある。
環境がスッキリすると、本当に頭も心も軽くなるんです。
今、少しずつそれを実感しています。
まとめ|小さな習慣は、人生を静かに変えていく
結果が出ない時って、本当に苦しい。
でも「変化はいつか現れる」「続けていれば必ず届く」と思えたことで、少し前を向けるようになりました。
目立たない努力をしている、すべての人におすすめしたい1冊です。
この本は、「継続は力なり」って言葉を、ちゃんと“納得できる形”で教えてくれます。
特別な才能がなくても、毎日ちょっとずつでも進めばいい。
何も変わってないように思える日々も、ちゃんと意味がある。
そう思えるだけで、また少し前に進もうって思えました。
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