「足るを知る」を暮らしで実践してみた|ストックを減らして気づいたこと

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【足るを知る】実生活で体感して気づいた、暮らしと心の変化というアイキャッチ画像 人生・考え方

以前の私は「お買い得=買っておいた方がいい」と思っていた

「セール中だし、どうせ使うから買っておこう」──そんなふうに思って、日用品や食品、雑貨をまとめ買いすることがよくありました。
「お得なうちに買わないと損だ」と感じて、ついカゴに入れてしまう。そんな買い物習慣が当たり前だったのです。

大容量で買い、小分けに保存を真似た時期もありましたが、その手間が面倒だし、使いきれなくて私には合いませんでした。

「どうせ使うし」と思って買っていたものが増えていった

ストックがどんどん増えていきました。

安く買えたはずなのに、収納場所を探す手間や、早く使い切らなきゃというプレッシャーまで増えていました。

ストックでいっぱいになったものたちを見て、早く無くなって欲しいと思ってしまう矛盾が生じてました。

食料品は冷凍しても数ヶ月過ぎると冷凍焼けしてしまうし、そもそも分ける手間が面倒くさい。
そんなに量いらないし、本当にお買い得になっているのだろうか、と考えるようになったのです。

日用品は腐るものでもないし、まとめて買ってお得なのなら、今はいらない量でも買っておく派でした。
ですが、賃貸の小さな暮らしにはストックが多いとストックに収納場所を支配されてしまいます。
たくさんあると気が大きくなり豪快に使ってしまうし、常にギチギチに収納してあるから無くなった時の爽快感がとても気持ちいいのです。
この気持ちよさを大切にするために今いる分だけでいいのではないかと思うようになりました。


「足るを知る」とはどういうこと?

「足るを知る」の意味を簡単に

「足るを知る」とは、中国の古典『老子』に由来する言葉で、「今あるもので満足すること」「必要以上を求めないこと」という意味です。


不足を嘆くより、すでに持っているものを大切にする。その姿勢が心の豊かさにつながるとされています。

暮らしにどう活かせるのか

買い物や持ち物の選び方に「足るを知る」という考え方を取り入れると、モノが減るだけでなく、時間や気持ちのゆとりも増えます。
本当に必要なものだけを選ぶことで、暮らしがシンプルになり、満足感が高まるのです。

私が参考にしたのが、禅僧・枡野俊明さん著の『限りなくシンプルに、豊かに暮らす』です。
「持たないこと」や「削ぎ落とすこと」が、実は心の豊かさにつながる──そんな禅の知恵が詰まった一冊で、暮らしを見直す大きなヒントになりました。

最近考えていたことが書かれていたので今の私にぴったりでした。


実践して気づいたメリット

管理がラクになった

必要な分だけを買うようにすると、モノの管理が驚くほどラクになりました。収納スペースを探す時間や、在庫チェックの手間も減り、日常がスムーズに。

無駄なストックが減って家がスッキリ

まとめ買いを控え、ストックを減らすだけで、家の中がスッキリ片付きました。視界がクリアになると、気持ちまで軽くなります。

今ある物を大切に使う習慣がついた

「今あるものを大切に使おう」という意識が自然と身につきました。最後まで使い切ることがちょっとした楽しみにもなっています。

心の余裕ができた

モノが減ると、心の中にも余裕が生まれます。「買わなきゃ」「使い切らなきゃ」という焦りがなくなるだけで、気持ちがゆったりしました。


これからの暮らしにどう活かしていくか

必要な分だけを選ぶこと

これからも、「本当に必要かな?」と一度立ち止まって考えることを習慣にしていきたいと思っています。必要な分だけ選ぶことが、自分にも家にもやさしい暮らしにつながります。

今あるもので工夫して使ってみると新たな発見があるかもしれません。

ものを持ちすぎないことで見える新しい価値

モノを持ちすぎないからこそ、本当に大切なものや好きなものが見えてくる──そんな感覚を味わっています。少ない分、ひとつひとつに愛着がわくのです。

今ある物を大事に使おうと物への接し方も変わりました。

そうしているうちに、「大切にしたいものを選ぶ」という感覚が少しずつ育ってきた気がします。

そしてこの感覚は、モノだけでなく人間関係にも当てはまるのかもしれません。

たくさんのつながりを持たなくても、少ないからこそ大切にできる関係があります。
無理に増やさなくても、自分にとって心地いい距離感でいられる人がいれば、それで十分なのかもしれません。

▶︎大人になると友達が減る理由や、孤独との向き合い方については、こちらで詳しく書いています。

大人になると友達が減るのは普通?孤独を感じる理由と、少し楽になる考え方
最近、友達が減った気がするふと気づくと、昔より連絡を取る人が減っていた。20代前半とか、というべきか...

小さな「足るを知る」から始める

いきなり全部を変えるのは大変ですが、小さなことからで大丈夫。「ストックを一つ減らしてみる」「使い切ってから次を買う」など、無理のない範囲から始めると続けやすいです。

自分の適当量が分かったのが嬉しいです。

そして気づいてみると、モノだけでなく「情報」も同じように、持ちすぎていたのかもしれません。
たくさん触れすぎて、知らないうちに疲れてしまうこともあります。

▶︎情報に疲れる人へ|少し楽になる考え方はこちら

情報に疲れる人へ|思考のノイズを減らして人生を整える方法
情報に疲れる人へ|思考のノイズを減らして人生を整える方法

まとめ|「足るを知る」で暮らしが軽くなる

物の管理だけでなく、心の管理にもつながる

  • セールやまとめ買いで「お得」と思っていたものが、逆に負担になっていた
  • モノを持ちすぎることで、管理の手間やプレッシャーが増えていた
  • 「足るを知る」とは、今あるもので満足するというシンプルな考え方
  • モノを減らすことで、時間や気持ちに余裕が生まれた
  • 本当に大切なものを選ぶ感覚は、モノだけでなく人や情報にもつながっている

「足るを知る」という考え方は、モノの管理だけでなく、自分の気持ちや時間の使い方まで見直すきっかけをくれ、暮らし全体が軽やかになります。

なんでも、余白って大事ですね。

「今あるものを大切にする」ことが一番の豊かさ

持ち物の量を少し見直すだけで、心がこんなに穏やかになることに驚きました。
「今あるものを大切にすること」こそが、実は一番の豊かさかもしれません。

モノを減らしてみて気づいたのは、
「持つこと」よりも「今あるものを大切にすること」の方が
心を満たしてくれるということでした。

この感覚は、日本の古典『方丈記』に書かれている
「無常」という考え方にも通じている気がします。

すべては移り変わるからこそ、
今あるものを大切にする。

そんなことを考えさせられた記事はこちらです。

方丈記を読んで感じた、無常と幸せ

【方丈記】「執着を捨てる」と、心が軽くなる
今の暮らしに、大きな不満はない。むしろ「幸せだな」と感じる瞬間もたくさんある。それなのに、ふとしたと...

最後に、暮らしを整えるヒントが詰まった枡野俊明さん著『限りなくシンプルに、豊かに暮らす』は、「足るを知る」を実生活に取り入れたい人にぴったりの本です。気になる方はぜひ手に取ってみてください。


こうやって少しずつ、自分にとっての「ちょうどいい」を見つけていけたらいいなと思っています。

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