短期売買でうまくやれたらいいな、と思ってしまう。
正直に言えば、今でも思う。
でも、そういう甘い考えだと、だいたいうまくいかない。
これはもう、何度も何度も経験してきたことだ。
短期売買は、やっぱり難しい。
判断は早いし、感情もすぐ揺さぶられる。
少しの値動きで一喜一憂して、冷静でいるつもりが、いつの間にか感情が前に出てしまう。
一方で、長期投資はどうかというと、これもまた簡単ではない。
資金が少ないと、増え方はどうしてもゆっくりだ。
時間はかかるのに、劇的に何かが変わるわけでもない。
「このままで本当にいいのかな」と、ふと不安になることもある。
リスクを取らなければ、リターンは得られない。
頭では分かっている。
それでも実際にやってみると、株はやっぱり難しいなと思う。
不思議だなと感じるのは、損失と利益に対する自分の感情の違いだ。
大きな損失でも、

今は上がらなそうだから、ここで損切りしておこう
そう理由がはっきりしているものは、意外と迷わず切れる。
ところが、利益が出ている株は違う。
せっかく出た利益だから、できるだけ減らしたくない。
少し下がっただけで気になって、何度も株価を見てしまう。
冷静に判断しているつもりなのに、
実際は「失うかもしれない利益」への恐怖に、強く引っ張られている気がする。
そんなことを考えていて、最近ふと気づいたことがある。
短期投資と長期投資を、同じものとして考えていたのかもしれない。
短期は短期。
長期は長期。
目的も、時間軸も、見ているものも違う。
それを一緒にしているから、
感情がこんなにもごちゃごちゃになるのではないか。
そう思えたこと自体が、過去の自分とは少し違う気がした。
うまくできているわけじゃない。
でも、確実に学んではいる。
それだけでも、前よりは少し成長しているのかもしれない。
下がっている株を見ると、

邪な考えしてすみませんでしたっ
と心の中で謝っている自分がいる。
そしてなぜか、玄関とトイレを黙々と磨いている。
株価が上がるかどうかは分からないけれど、家は少しきれいになる。
投資は思い通りにならない。
でも、こうして悩んで、反省して、掃除をしながら、
たぶん私は今日も少しずつ前に進んでいる。
これは答えのないつぶやきであり、備忘録だ。
そして、どこかで同じように悩んでいる誰かへの、ひとつの失敗談でもある。



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